日本バスケットボール選手会、女子選手加入に関するお知らせ
(2023年12月11日)
一般社団法人日本バスケットボール選手会(代表理事:田渡凌)は、バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)に所属する選手が正会員として加入することをお知らせ致します。合わせて、馬瓜エブリン選手が副会長として就任致します。
本会は2013年9月の設立以来、①日本バスケットボール界の普及・発展、②ファンコミュニケーションの拡充、③バスケットボール選手の取り巻く環境の改善、④スポーツを通じた次世代の育成、⑤社会貢献活動の推進、という5つを目的として活動しています。
日本のトップ選手が自発的に考えて、男女分け隔てなく協力することで、バスケットボール界の将来を担う次世代の子供たちにより良い環境を残していきたいと考えています。
<田渡凌選手会長コメント>
この度日本バスケットボール選手会に世界トップレベルである女子選手達が加入する事になり、今後のバスケ界の発展への大きな一歩を踏み出せた事を嬉しく思います。
選手会の組織概要の目的の一つ目に日本バスケットボール界の普及・発展、とあります。これを実行していく上で女子選手達の加入はとても重要だと考えています。これから男女共にバスケ界のために力を合わせて環境改善や次世代の育成、社会貢献にも取り組んでいけることを楽しみにしています。
<馬瓜エブリン選手コメント>
女子選手が日本バスケットボール選手会に加入する環境を作ることができて本当に嬉しく思います。
今年の女子バスケは、1つのチームから複数名の選手が退団するという出来事、待遇面に関する話題、Wリーグが来年より2部制になるなど、様々な議論が巻き起こる年となりました。
そんな中で、私たちは選手ひとりひとりが自発的に考えて、選手を取り巻く環境を整えていきたいと思いました。選手たちが意志を発信する、そして社会にも貢献するきっかけを作る場所として日本バスケットボール選手会の中で女子支部を作り、活動をスタートする事になりました。
今後選手会の一員として、たくさんのチャレンジがあると思いますが、『女子スポーツをリードし、愛され、感動の輪を広げる』を女子支部のビジョンとして掲げ、取り組んで参りますのでよろしくお願いします。