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JBPA ASSIST 2025 能登半島地震復興支援

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一般社団法人日本バスケットボール選手会は令和6年能登半島地震の復興支援活動の一環として、6月7日(土)に石川県輪島市を訪問しました。当日は参加した13名の選手が午前、午後と輪島中学校で小中高生にクリニックを実施しました。会場となった輪島中学校体育館は昨年訪問した際に、選手たちが段ボール製のインスタントハウスの解体撤去を手伝った場所で、体育館でバスケットボールができる日常が戻ってきた実感を得ることができました。一方で、テニスコートは被災当時のまま使用できない状況であり、グランドも安全に使用できるように工事が進められている現状を選手たちも視察しました。

お昼には、約5万平方メートルが全焼した輪島朝市のエリアを視察して、昨年よりも倒壊した建物の撤去が進んだ状況を見ながら、語り部の方々からお話を伺いました。同エリアで朝市ができる目途は立っていないものの、「出張輪島朝市」として昨年は県内外100か所で開催するなど精力的に活動をされています。

今回は、輪島朝市のエリアに隣接するマリンタウンにて、2年ぶりの開催となった「輪島市民まつり」に選手たちも参加して、地域やファンの方々と交流した他、会場に設置した特設コートで子供たちとバスケットボールを通じた交流しました。

※本活動はB.Hopeと連携、日本財団HEROsの支援を頂き実施しました。

■参加選手

田渡 凌 選手(福島ファイヤーボンズ所属) ※日本バスケットボール選手会会長

元田 大陽 選手(秋田ノーザンハピネッツ所属)※石川県出身

半澤 凌太 選手(仙台89ERS所属)

野本 建吾 選手(群馬クレインサンダーズ所属)

大倉 颯太 選手(アルバルク東京所属) ※石川県野々市出身

平岩 玄 選手(アルバルク東京所属)

長野 誠史 選手(シーホース三河所属)※石川県七尾市出身

川真田 紘也 選手(長崎ヴェルカ所属)

木下 風奏 選手(姫路イーグレッツ所属)

那須 みらい 選手(姫路イーグレッツ所属)

若林 紅葉 選手(姫路イーグレッツ所属)

酒井 達晶 選手(金沢武士団所属)

田中 幸之介 選手(金沢武士団所属)

※括弧内に記載のクラブ名は2024-25シーズン所属クラブ

■野本建吾選手

今回の活動でバスケットボールを通じてイベントをさせて頂きましたが、地域の皆さんは被災されても前を向いて明るく元気にしていて、こちらが逆に元気を頂きました。改めて被災地に行って、沢山の人とお話をすることが1番大事な事だと感じました。

■那須みらい選手

今回のイベントで、実際に被災地に訪問させていただき、能登の現状や現地の人の声を目で見て、聞く事ができました。能登の現状に驚きが多くあると同時に、今も復興に向けて努力し続けている方々の計り知れない思いを少しばかり共有してもらえた気持ちになり、本当に貴重な経験をさせて頂いたなと思います。また、復興イベントとして参加させていただきましたが、クリニックを通して、子供たちのひたむきさや素直さ、明るさに私自身凄くエネルギーをもらい、楽しい時間を過ごすことができました。このような繋がりや良い影響が広がるバスケットボールは本当に素敵だなと思いました。

■木下風奏選手

私にとって復興支援活動は初めての経験で、有名人でない自分でも力になれるのかなという不安がありました。でも地域の方が「来てくれてありがとう」と声を掛けてくださり、楽しそうに走っている子どもたちやその様子を微笑んで見ているご家族の方たちを見ているとここに来て良かったと思いました。

また、街の人に地震の影響を話して頂き実際に崩壊した建物を見て復興の現状を知りました。今まで感じたことのない気持ちになりました。

印象に残っているのは、輪島市民まつりで食べ物を振る舞ったり必死に祭りを運営している方の姿です。そんな姿を見て、人と人が会うことで生まれる力を感じました。能登の方に凄くパワーを貰いました。

自分の力は微力ですが地域の方にとって、いつもの毎日とは少し違った楽しかった時間として思い出に残ってくれていたらとても嬉しいです。また、暑い中一日中サポートしてくださった関係者の方が居てくれたからこの経験があったので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

写真提供:B.LEAGUE

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